
こんにちは。薬学部5年生のkemu(@kemupharm)です。
4年生のCBT・OSCEも終わり、いよいよ薬局実習がスタートしますね。
薬局実習初日は、医療機関に自分が立つことに緊張し、様々なことに不安を抱えていたことを覚えています。
ここでは、実際に薬局実習で必要だった持ち物や、服装、個人的にやっておいてよかったこと、薬局実習の感想などを紹介します。
これから薬局実習に行く学生さんの役に立てたら嬉しいです。
それではいきましょう!!
薬局実習の持ち物
- 白衣
- 白い靴
- 名札
- 筆記用具、メモ帳
- 医薬品集、iPadなど
- 印鑑(シャチハタ)

まずは持ち物!これさえ忘れなければ 大丈夫です。
・白衣
アイロンをかけた、シワや汚れのない状態で持っていきましょう。
1週間ごとに持ち帰って洗うようにするとキレイに保てます。
・白い靴
なるべく汚れていない状態のものを持っていきましょう。
通学は別の靴を履いて行き、実習先で履き替えられるようにしておくと、通学時に汚れずに済みます。靴の種類は特に規定はありませんが、長時間立っていたり、動き回ることが多いので、スニーカーや運動靴がおすすめです。
・名札
学校から配られることがほとんどだとは思いますが、
配られなかった場合は、百均で買ったネームホルダーに学生証を入れるといいです。
・筆記用具とメモ帳
3色ボールペンのように1本に何色も入っているボールペンがいいと思います。
メモを取るときと、紙に計算などを記載するときにしか使わないため、黒ボールペンと合わせて、1,2本で十分です。
メモについては、コンビニや百均に売っている、ポッケに入る小型なものを選びましょう。
薬局は狭いところがほとんどなので、ノートのようなポッケに入らないサイズのものは止めておくことが得策です。
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・医薬品集やiPad
薬局実習では、初めて見る薬が多くあると思います。
指導薬剤師の先生に聞かれたときに、すぐ調べられるように医薬品集などを持っていきましょう。
薬局によっては、個人情報を漏らさない条件でデジタル端末の使用を許可してもらえる場合があります。その際はスマホやiPadで、添付文書などを確認すると良いでしょう。

私が行った薬局は、ネットがつながる 専用のiPadで薬歴を書いていたため、個人情報を絶対に撮らない・漏らさない約束で、自分のiPadを使っていいと言われました。
※医薬品集が重く、置き場がない場合は、指導薬剤師の先生に確認して、使用許可を得ましょう。
・印鑑(シャチハタ)
薬局では、処方箋を受け取ってから、入力、計数調剤、監査、投薬(服薬指導)の流れで人がそれぞれ関わってきます。
どこのタイミングで自分が関与したのかを記しておくために印鑑(シャチハタ)が必要になります。

処方箋や薬袋、調剤録の中には、薬剤師印を押す場所があります。
こちらは薬剤師の免許を持った方が押す欄なので、
実習生が誤って、枠に印鑑を押さないように気を付けましょう。
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・+α
私が上記以外でも、実習で持って行ってよかったと思うものは、胸ポケットホルダーです。
白衣には胸ポケットがついていますが、ボールペンなどを入れておくと、インク汚れがついてしまいます。
胸ポケットホルダーがあると、インク漏れしても白衣に付くことはありません。
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身だしなみ
- スーツまたはそれに準ずる服装(初日)
- 清潔感のある服装
- マスク
- 装飾品
- その他

上から白衣を着るので,そこまで厳しくないことがほとんどですが、
患者さんのご自宅に伺ったりする可能性もあるので、
医療者としての最低限のマナーは守りましょう。
・スーツまたはそれに準ずる服装(初日)
初日はスーツ、またはスーツに準ずる格好で薬局に行きましょう。
そうすれば、間違いはまずありません。
翌日以降の服装については、指導薬剤師の指示を仰ぎ、従いましょう。
※私の行った薬局は、初日がスーツに準ずる格好、2日目以降は私服でした。
・清潔感のある服装
ミニスカートや半ズボン露出の多い服装はNGです。
シャツとパンツのような格好がベストです。
スカートはひざ下のものを選ぶようにしましょう。あまり長いと引っかかってしまうため、気を付けましょう。
薬局実習は夏場を跨ぎますが、サンダルで行く場合は必ず落ち着いた色・デザインの靴下を持参し、薬局内では白い靴とともに着用しましょう。
・マスク
薬局は医療機関です。感染管理のため、マスクを着用していきましょう。
マスクは白衣と同様、白基調の不織布のものを選ぶと良いです。

薬局によってはもらえるところもありますが、初日は必ず持参し、
もらえる場合は2日目以降に、お礼を言ってもらいましょう。
初日からもらっていると図々しく見えてしまいます…。
・装飾品
アクセサリーは必ず実習前に外しましょう。
薬剤師さんの中にはピアスなどをしている方もいますが、私たちは実習生であることを忘れずに!
患者さんからも周りの薬剤師さんからも不審な目で見られてしまいます。
※結婚指輪については外さなくても良いという薬局が多いです。
対象の方は、指導薬剤師の先生の指示に従ってください。
・その他
頭髪…なるべく黒髪で行くようにしましょう。
トーンの6番までは妥協されることが多いですが、7番以上だと、厳しい人には何か言われるかもしれません。

メイク…ナチュラルメイクで行きましょう。
つけまつげは、落ちてしまうと異物混入の恐れがあるので、しない方が得策かもしれません。
爪…短く切り、清潔感が出るように整えましょう。
ささくれなどがある人は、匂いのしないハンドクリームを塗っておくと良いです。
計数調剤で錠剤を取り揃えるときに、PTPシートで傷をえぐってしまわないように気を付けましょう。
実習時間
基本は朝9時から17時まで(昼休み1時間あり)、月曜日から金曜日までのところが多いです。
実習先の薬局によって時間と曜日は異なります。
木曜日は門前の医療機関が休みで、土曜日にやっていることが多いため、
薬局の中には木曜日ではなく、土曜日に実習を行うところもあります。
あらかじめ、薬局のホームページなどで営業時間を確認し、
初日の時間と集合場所はメールか電話で指導薬剤師の先生に確認を取りましょう。

私が行った薬局は,月火水金曜日が9~17時(昼休み2時間)
土曜日が9~13時の実習時間でした♪
やっておいてよかったこと
- 8大疾患の勉強
- 液剤、散剤の計算方法の確認
- 麻薬、向精神薬の勉強
- 薬歴の書き方の確認

OSCEで練習した内容と調剤の科目でやった内容を思い返すといいでしょう
・8大疾患
8大疾患は、がん,高血圧症,糖尿病,心疾患,脳血管障害,精神神経疾患,免疫・アレルギー疾患,感染症を指します。
内科の門前薬局の場合、糖尿病や高血圧、アレルギー疾患、感染症はよく触れることになります。
そうでなくても、薬局に訪れる患者さんの中には、上記のいずれかを併発している人もおり、処方歴がある方もいますので、学んでおくに越したことはありません。
特に、疾患概要、薬の作用機序、薬の種類、副作用については調べておいて損はないでしょう。
・液剤、散剤の計算
液剤の混合調製については、一日量と回数に気を付けて、一回量が小数点第2位以下になるときは、小数点第1位までに収まるように賦形剤を添加しましょう。
容器のサイズミスに注意!計量カップの線を忘れずに!
機械化が進んでいるので、散剤のほとんどは、自動分包機やVマスが使われますが、処方箋に記載されているもの原薬量なのか一日量なのかに気を付けて調剤しましょう。
・麻薬・向精神薬
麻薬は、がんの門前薬局や在宅医療で緩和ケアを行っている薬局などにおいてあることが多く、用途や保管方法、帳簿の管理、保管期限については知っておいた方がいいと思います。
国家試験でも聞かれる内容ですからね。
向精神薬については、鍵のかかった引き出し、もしくは部屋で管理されます。
実習中は通常の薬と同様に取り出せるようになっていることが多いかと思います。
こちらも同様に第一種、第二種、第三種向精神薬と分類があるので見直しておきましょう。
・薬歴の書き方
SOAPが何を表し、どのように書かなくてはならないのか、実際に現場の薬剤師の先生が書いている内容を参考にして、実際に書く練習をしておくといいでしょう。
薬局実習の感想

私が行った実習先は、いわゆる当たりと呼ばれる薬局でした。
正直、お金面で製薬企業を志望していた私ですが、実習先のおかげで薬局志望に変わるほど、素敵な経験をさせてもらったと思っています。
(その内容については後日 別の記事にまとめようと思います。)
実習先の薬局は、内科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科の門前で、処方箋枚数も170枚/日と、かなり大変な薬局でしたが、いろんな処方を学ぶことができました。
また、地域連携薬局と健康サポート薬局の認可ももらっているところで、在宅医療や施設への配薬も行っていました。
薬局実習で学ぶ内容のほとんどを網羅していたといっても過言ではないと思います。
思いの外、薬局での業務は豊富でやりがいのあるものが多いように感じました。
指導薬剤師の先生をはじめ、社員さんも、パートさんも、派遣薬剤師さんも、事務さんも、忙しいのにも関わらず、みんな優しく、ゆとりを持って教えてくださいました。
環境と人に恵まれていたことはもちろんあると思いますが、すべての薬局がこのような境遇にあるわけではありません。
私の友人たちの行った薬局の中には、処方箋枚数が少ない、在宅医療を学べない、店舗の立地が悪い、店舗の設備が良くない、職場の人間関係が悪い、などなど…
いいことばかりではない薬局があったこともまた事実です。
実習生をタダ働きの即戦力としか見ていない薬局もあったりします。
そのような薬局に当たったとしても、自分は学びに行っている立場として、あいさつ等のマナーはもちろん、日誌は毎日書く、わからないことは聞くなど、常に学ぶ姿勢を崩さないようにしましょう。

あまりにもひどい対応がされる場合は、学校の先生に相談し、実習先を変えてもらうこともできますので検討してみてください。
先生方は、業務の中で実習生の指導に当たります。もちろん有給で指導薬剤師が不在にばることもあります。
先生がいないからと怠けていいわけではありません。代わりに周りの方にいろいろ教えてもらうよう心掛けましょう。
いかがだったでしょうか。
服装やマナーなど気を付けることは多いかと思いますが、皆さんの学ぶ姿勢が伝われば、先生方もそれに応えるように多くのことを教えてくださいます。
ぜひ 薬局でしか学べないたくさんのことを吸収して、2か月半の実習が実りあるものにしてください!
最期まで読んでくださり、ありがとうございました!
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